フルーツの豆知識
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果物は種類にもよりますが、一般に86~90%の水分と5~10%の糖質(果糖、ブドウ糖、ショ糖など)を含んでいます。果糖はすぐにエネルギー源として燃やされるため、運動前の栄養補給、運動後の疲労回復に効果があり、砂糖と違って代謝にインスリンをほとんど必要としないため、糖尿病に果物は欠かせない食物となっています。
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果物や野菜にはカリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン、カロチノイド、フラボノイドなどが多く含まれ、がんや循環器疾患予防に効果があることがわかっています。また、アメリカの世界がん基金の研究では、がん予防と栄養・食生活の関係を調べ、果物と野菜は多くの部位のがんに有効であると発表しています。
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果物の糖質は、すぐに吸収されるエネルギー源です。睡眠中に失われたエネルギー源を効率よく摂取できるのも果物ならでは。朝の果物で、頭も体もすっきり目覚めて、さわやかな一日を始めましょう。
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おいしい果物は甘いため、「果物は太る」という誤解がありますが、果物の100gあたりのエネルギーはショートケーキ1個の15%程度なのです。食べ過ぎない限り、果物で太るということはありません。